肌の仕組みをわかりやすく解説!肌細胞の仕組みは?乾燥 老化についてまとめ*

コラム

肌の仕組みについて、ちゃんとした知識を持っていますか?

 

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”知識は最高の美容液✨”

 

と言われるように、

 

正しい知識を持つことは、美肌をキープするうえでとっても大切です!


 

例えばこんなスキンケアをしていると、

 

*勘違いスキンケアをチェック*

スキンケア 一番大事なのは?無意味 なスキンケアに要注意 ! 知識を身に付けて美肌美人を目指そう♪

 

せっかくのケアも意味のないものになってしまいます😥

 

今日はお肌の基本的な仕組みから、

 

気になるお肌のあれこれをまとめて解説していきます😊💖

肌 の 仕組み わかりやすく解説します*

身体の中でお肌ほど見た目年齢をあらわすものはありません。

 

特に20代後半はお肌のターニングポイント

 

20代も後半にさしかかると、たいていの場合

 

あれ?なんか今までとお肌の様子が違う・・?

 

と、以前とは違う見た目年齢の変化に気付き始める人も多いはずです。

 

とはいっても、

毎日見ている自分の肌の変化は分かりにくいですよね。

 

 

自分のお肌のゆるやかな老化に実感のない人は、

 

昔から知る学生時代の友達に久しぶりに会ってみてください。

 

しばらく会っていない友達であれば自分の中では若い頃のイメージのまま。

 

そういった友達に会うと、確実に見た目年齢の変化が分かります。

 

自分も他の人から見たらあんなふうに見えているのかな。

それそろ化粧品を変えるべきかも・・

 

なんて思い始めるかもしれません。



スキンケアには何が必要?保湿はスキンケアの基礎!

お肌のケアに力を入れよう!

 

こんなふうに思い立ったとき、

まずは何から始めればいいのでしょう。

 

化粧品をグレードアップして高い化粧品を使ってみることでしょうか?

 

エステに通い始めることでしょうか?

 

美容皮膚科に行って美肌治療を始めることでしょうか?

 

どれもいいかもしれませんが、

 

一番はやっぱり

 

お肌の仕組みを知ること

 

です。

 

手あたり次第にお肌によさそうな方法を試す前に、

 

年齢と共におとろえていくお肌の機能や

老化を促してしまう刺激

 

等について、

きちんと理解しましょう。

 

そうすることで正しいケアを行うことができ

 

美肌への近道になります❤

肌の仕組みはどうなってるの?*

では手始めに、

 

お肌の仕組みからみていきましょう。

 

肌 細胞の仕組み*

スキンケアのメインステージとなるお肌の仕組み。

 

お肌は2つの特徴的な層によって守られています。

 

皮膚の皮は1枚に見えて、

 

 

『表皮』

 

『真皮』

 

『皮下組織』

 

の3層からなります。

 

スキンケアのメインになる2層は『表皮』と『真皮』。

 

 

『表皮』は外からの刺激が体内に入らないよう、保護作用の働きをしている層です。

 

異物が体内に入ってこようとした際は、その情報を神経に伝え、

 

体内の水分が蒸発するのを防ぎ、

 

肌のうるおいを保ちます✨

 

『表皮』の下にある『真皮』はお肌のクッションのようなはたらきをしています。

 

真皮のはたきによって、お肌はハリ、弾力を保ち、

 

ふっくら立体的なお肌に見えるのです💖

 

 

そのため、年齢を重ね、

 

この真皮の働きが低下すると、シワやたるみの原因になります。。

 

『表皮』と『真皮』の厚みはわずか2mm。

 

 

スキンケアをするときはこの薄い膜を傷つけないよう、

 

やさしく行うことが基本です。

 

『表皮』と『真皮』のはたらきによって、お肌は健康的で美しい状態を保つことができているのです。

 

*表皮と真皮のはたらきについて*

さらに詳しくしりたい方はこちらから▲ ▲

 

肌 透明感の仕組み*

肌のきれいな人について、

 

透明感のある肌

 

という表現をしますが、

 

具体的に透明感のあるお肌とはどんなお肌のことでしょうか🤔

 

お肌の表面をよく見てみると、網目模様で凸凹になっているのがわかります。

 

 

この模様がくっきりと規則正しく並び、

 

ひとつひとつかたちが小さいお肌は、キメが整っている状態のお肌です。

 

キメが整ったお肌は表面がつるん✨としています。

 

多くの光を取り込んで反射してキラキラ輝いて見えるので、

 

見た目にも美しく、透明感のあるお肌と表現されるのです。

 

 

最近では、陶器肌、なんていう言い方されているかもしれませんが、

 

いずれにしても

 

表面がつるつるして

 

ファンデーションのノリもよく、

 

メイクをするとより一層美肌感がアップするお肌の状態をさします。

 

*肌理(きめ)についてはこちらの記事から*



ターンオーバーの仕組み

ターンオーバーという言葉を聞いたことがあると思いますが、

 

年齢肌の手入れにターンオーバーの知識は欠かせません。

 

ターンオーバーとはどういった意味の言葉なのでしょうか?

 

先ほど紹介した『表皮』の構造について少し詳しく見ていきましょう。

 

皮膚の1番上にある『表皮』は『角層』と『角層以下の表皮』で構成されています。

 

*表皮と真皮のはたらきについて*

さらに詳しくしりたい方はこちらから▲ ▲

 

『角層』以下の表皮はお肌の生産工場。

 

 

『表皮』の一番下にある『基底層』でつくられた新しい細胞は約28日間かけて角層まで上がり、

 

最後に垢になって剥がれ落ちるというサイクルになっています。

 

このサイクルを『ターンオーバー』と呼びます。

 

*詳しくはこちらから*

肌理の意味って何?肌理細やかな肌ってどんな肌?肌理が細かいお肌の条件とケア方法まとめ*

『ターンオーバー』により、

 

表皮が傷ついたり

 

乾燥したり

 

日焼けをしても

 

細胞が常に入れ替わることで、健康な状態を保てるようになっているのです✨

 

肌の老化はなぜ起こる?*

『ターンオーバー』は年齢を重ねると遅くなるため、

 

表皮にできた傷が治りにくくなったり

 

シミができやすくなったりします。

 

若い頃は28日周期で行われていた『ターンオーバー』も、

 

40代になると約40日はかかるとされています

 

これがお肌の老化の一因です。

 

ターンオーバーが遅くなると、角層が厚くなるので、

 

くすみの原因になったり

 

肌が硬~くなり化粧品が浸透しにくくなったり

 

乾燥肌の原因になったり

 

小じわの原因になったり

 

様々なトラブルを引き起こします😓

 

肌の老化は改善できる?*ピーリングって何?*

加齢によりターンオーバーの周期が遅くなってしまったお肌へ、

 

効果的な対処法はあるのでしょうか?

自力でこのターンオーバーをどうにかしよう

 

というのは無理がありますが、ケアをする方法はあります✨

 

おすすめはピーリングです。

 

ピーリングにより古い角質を取り除くことで

 

お肌の代謝が上がり、

 

ターンオーバーを正常な状態に戻し、

 

下から新しい皮膚を生まれ変わらすことができるのです。

 

ピーリングはお肌の若返りとして一般的なケア方法ですが、

 

他にも様々なお肌の老化に効果があります。

 

*ピーリングで得られる効果*

・お肌の保湿成分セラミドを増やす

・毛穴の詰まりをとる

・真皮のコラーゲンを増やし毛穴のゆるみを防ぐ

・毛穴の詰まりを防ぎニキビができにくくなる

・茶色くなったニキビ跡の改善

・メラニン色素を排出して美白効果を高める

・シミ、くすみによる茶ぐま解消

・シワ予防

・くすみ緩和

・お肌のゴワゴワを解消

 

*ピーリングについてまとめ*

ピーリングとは?美容皮膚科でできる美肌治療*施術5回完了した30代*私の体験談☆

 

自宅でできるホームピーリングのアイテムもたくさん販売されているので、

 

お悩みに合わせてセルフケアを取り入れてみましょう☺

 

※ピーリングはやりすぎるとお肌への刺激が強くなることがあるので、

ホームケアする際はアイテム選びに注意してくださいね。

 

*ホームケア ピーリングアイテムの選び方*

 

もし、ホームケアで効果を実感できない場合は、

 

美容皮膚科で受けられるケミカルピーリングもおすすめです。

 

”ケミカル”ピーリングは、市販で購入できるピーリングアイテムよりより強い効果を得られることができます。

 

美容皮膚科を受診して美肌治療と併せて行うことで様々なお肌のお悩みを解消できるので、

 

興味のある方は一度試してみてください。

 

*私が半年間かかけて通ったケミカルピーリングと効果について まとめ記事はこちら*



肌が乾燥する原因は?

保湿が大切

 

というのは、なんとなく分かっている人も多いですよね。

 

保湿はスキンケアの基礎✨

 

乾燥はお肌の大敵です。

 

お肌には『バリア機能』というものがあり、

 

『表皮』の一番上にある『角層』には「角質細胞間脂質」がぴったりと埋まっています。

 

この細胞同士を密着させる構造により、

 

水や異物が外部から入り込むのを防ぎ、

 

外部の刺激からお肌を守る仕組み

 

になっています。

 

これをお肌のバリア機能といいます。

 

健康な状態の角層は約20-30%の水分を含んでいます。

 

この水分は主に肌みずからつくりだすセラミド等の保湿物質で維持されていて、

 

バリア機能にはこの保湿物質を角層に蓄える機能もになっています。

 

角質細胞の間にある『角質細胞間脂質』は水分の蒸発を防ぐ役割をしていて、

 

いろいろな脂質が混ざり合っています。

 

 

なかでも約40%をしめるのがセラミド。

 

セラミドは最強の保湿成分です。

 

保湿成分セラミドについて*

セラミドの量が減ると保湿機能が正常にはたらかなくなり、

 

肌が乾燥してしまいます

 

お肌に元々ある保湿物質は加齢により代謝が落ちると共に減少していくので、

 

老化と共にお肌の潤いがなくなってしまうのです。

 

スキンケアで保湿をする際、

 

化粧水をたっぷりつけてお肌を潤わせること

 

と勘違いしている人も多いですが、

 

化粧水を構成している大部分は”水”です。

 

先にも書いたように、お肌の角層にはバリア機能がはたらいているため、

 

化粧水の成分は肌の奥までは入っていきません

 

浸透するのは角層の2-3層程度。

 

すぐに水分として蒸発してしまいます。

 

 

正しい保湿ケアとは加齢と共に減ってしまう保湿物質を補うことです。

 

保湿をする際は保水力のある成分を配合した美容液を与え

 

お肌の保水力を高めましょう。

肌の炎症はなぜ?*

お肌が赤くなって炎症してしまうのにもお肌のバリア機能が関係しています。

 

お肌は正常の状態であれば角層にある保湿成分によりうるおいを蓄えていて、

 

『バリア機能』により外部の刺激から守られています

 

この角層にあるうるおいが失われると、

 

肌は乾燥し、

バリア機能が低下してしまうため、

 

外からの刺激を受けやすくなります。

 

 

トラブルを繰り返したお肌は、赤みが続きやすくなると言われているため、

 

お肌に赤みが出てしまった場合、バリア機能を正常化させなければなりません

 

また、日頃からお肌のバリア機能を整えるケアを欠かさないようにしましょう!

 

先にも書いたように毎日のスキンケアでは、

 

 

「肌の摩擦をさける」

 

「肌のうるおいを逃さない」

 

 

ことがポイントです。

 

洗顔時に肌をゴシゴシこするのはNG!

 

*優しい洗顔方法についての記事はこちら*

 

たっぷりふわふわマシュマロ泡でやさしく洗います。

 

 

顔を洗うときはぬるめのお湯を使うと刺激をやわらげることができます

 

洗顔後の保湿は、

 

化粧水でうるおいを与え、乳液でうるおいをキープ。

 

乾燥しやすい季節は、クリームや美容液を併用して保湿物質や有効成分を補充することで

 

うるおいを持続させることができます☺

 

*化粧水・美容液・クリームの役割*

 

スキンケアは肌の勉強から*本で学ぶならおすすめはこれ!

いかがでしたか?

 

今回紹介した知識は一般的なものですが、

 

知っているようで知らなかったものがあれば是非今後のスキンケアやコスメ選びに役立ててくださいね。

 

お肌の仕組みについてもっと詳しく知りたい方にはこちらの本がおすすめです。

 

こちらは皮膚科医の先生、化粧品開発の専門家、栄養士の先生が

 

お肌の仕組み

日常生活

 

等々、様々な角度からアプローチしたスキンケアの方法を分かりやすく学べる本です。


 

最近人気の化粧品検定の教科書もスキンケアのバイブルとして定番。

 

簡単、丁寧にお肌の基礎知識がまとまっていて、初心者にもやさしく、

 

内容量も少ないので読みやすくおすすめです。

 

*毛穴の仕組みについての記事はこちら*

毛穴の黒ずみの原因と対策まとめ*毛穴の種類と治療法について

*シミのメカニズムについてはこちら*