今話題のHSPって何の略なの?
自分ってHSPなのかな?
HSPについて簡単に知りたい
HAPの対処法とかがあれば教えてほしいな
最近知られてきた「HSP」。
日本でいうと、有名人のロンドンブーツの田村敦さんも
ご自身がHSPであることを公開されて話題となりました。
ところで、
普段から
「いろんなことを気にし過ぎる」
「人の気分に振り回される」
「疲れやすい」
「刺激に敏感」
などと感じている人はいませんか?
このように感じている人は、もしかしたらHSP的な気質を持っている人かもしれません🤔
今回はそんな「HSP」について、
自分がHSPかどうかチェックする方法や HSPに関するあれこれを
簡単にご紹介していきたいと思います😌
HSPとは*英語で”敏感過ぎる人”の略
HSPで生きづらい*繊細なHSPの人のあれこれ
HSPとは、「Highly Sensitive Person」の略。
英訳すると
「とても敏感な人」・「敏感すぎる人」
という意味です。
実は、社会全体の20%、
HSPの人の特徴は”繊細で敏感”。
それゆえ、日常のいろいろなことに敏感に反応してしまいます😶
そんなHSP特有の気質から、
生きづらかったり 疲れやすかったり
繊細、敏感ゆえに他人には理解できない悩みを抱えることもあるのです。
HSPは病気じゃない
HSPとは生まれ持った気質のことを言うため、病気ではありません。
病気ではないので、自分がHSPであるかどうかを断定できるわではないのですが、
チェクリスト等を使用してHSP的な気質を持っているかどうかを知ることはできます🙂
HSPのチェック項目や診断基準について*
自分がHSPであるかどうかを診断するためのチェック基準や診断基準は、
HSPに関するさまざまな書籍やインターネットで見つけることができます。
以下はチェクリストの例。
*チェックリスト・例*
□他人の気分に左右されやすい
□明るい光や、強い匂い、サイレンの音などに圧倒されやすい
□想像力に長けており、空想に耽りやすい
□一度にたくさんのことを頼まれるのが得意じゃない
□いつも自分を責めたり、否定してしまう
□小さな音や雑音など気になることがある
□一度悩みを抱えると、なかなか抜け出せなくなる
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当てはまる項目が多い人は、
書籍やインターネット等に掲載されている「HSP診断」などを利用して、
自分がHSP的な気質を持っているか調べてみるのもいいかもしれません🤔
HSPの特徴は?
HSPには色んなタイプの人がいますが、
「感じる力が強く、刺激に過敏に反応する」
といった共通の特徴があると言われています。
例えば、
心の境界線が薄い 疲れやすい 刺激に敏感すぎる 人の影響を受けやすい 自己否定が強い 直感力がある
ただし、その表れ方や程度は人それぞれ異なります。
HSPあるある
ここからは、「HSPあるある」と称して、
❶心の境界線が弱い
本来は「自分と他人」を分ける目に見えない境界線があるものですが、
HSPの人はそれが弱いため、他人の考えや気持ちが自分に流れ込んでしまいます。
- 近くで怒られている人がいると、自分が怒られたかのような気持ちになる
- 逆に怒っている人を見ると、妙にドキドキして動揺する
❷人の影響を受けやすい
HSPの人は人に会った瞬間の顔色や声のトーンなどで、相手の感情を読み取ってしまうため、
人の負の感情などが入り込みやすく、相手の感情に引っ張られてしまいます。
- 相手が落ち込んでいる時は、自分が落ち込んでいなくてもテンションが下がってしまう‥
❸疲れやすい
HSPの人は他人の気持ちを考えすぎて、疲れやすいといった特徴があります。
- 自分の振る舞いや発言が人を不快にさせていないか常に考えすぎる
- 何かあった時、同じ悩みからなかなか抜け出せない
- 相手の気持ちを考えすぎて、自分の気持ちを発言できない
- 「今週はあれをやって…」と未来をシミュレーションしたり、過去のことを「ああしていたら…」と何パターンも振り返ったりして、常に何かを考えている
- 職場の飲み会のような大勢がいる場のコミュニケーションでは心がフル回転し、楽しいふりはしているものの、一人になりたいと思う瞬間がある
❹刺激に敏感すぎる
人により種類や程度は異なりますが、
HSPの人はさまざま刺激(音や光、匂い、痛み、イメージ、感情、雰囲気など)に対して敏感です。
- 仕事中や勉強中など、小さな音や、他の人の話し声などが気になり、集中できない
❺自己肯定感が低い
HSPの人は自己否定感が強く、自分はダメだと思う気持ちが強い傾向があります。
また、物事をプラス思考に考えづらくネガティブになりやすいのも特徴です。
- 自分より他人を優先させて考える傾向が強いために、ほんとうの自分がわからなくなっている
➏その他
HSPの人は同時に多くのことを処理することが苦手な傾向があります。
- 仕事でも家事でもプライベートでも複数のやらなければならないことがあると、心がいっぱいいっぱいになってしまう
HSPの人の対処法はあるの?
人によって様々な傾向があると思いますが、
HSP的な気質を持っている人の『対処法』についていくつか紹介したいと思います。
<*対処法①*>
『HSPの人と、そうじゃない人とでは感覚が異なるということを理解する』
自分が当たり前と思っている感覚は、そうじゃない人には「ない」感覚だと理解しましょう。
HSPの人とそうじゃない人の感覚の違いはHSPの人の想像をはるかに超えています。
その違いを知ることはHSPの対処法としてとても大切なのです。
<*対処法②*>
『生まれ持った繊細さを理解し大切にすることで、その繊細さを長所とする』
HSPの人は繊細であるために「生きづらかったり、疲れやすい」こともありますが、
「いろいろなことに気づきやすく、繊細な感性を持っている」
といったような良い面を、長所として捉ええみまましょう。
こんな風にHSPの気質をプラスの要素としてみることはラクに生きるためのヒントになります。
<*対処法③*>
『心の境界線を意識して「自分は自分、他人は他人」という意識をする』
HSPの人は心の境界線が薄いため、自分と相手との境界線を意識することで自分を守りましょう。
相手の意見や感情などを自分に流れ込むのを防ぐことが、
自分のことは自分で決めるということにもつながります。
HSPの人との接し方
最後に、
「HSP×そうじゃない人」・「HSP×HSP」の人と接するポイント、 HSPの「仕事の選び方」のコツ
をご紹介します。
*「HSP×そうじゃない人」の場合
HSPの人とそうじゃない人は、感じる強さが全く異なるため、
そうじゃない人に対して、気持ちを察してほしいというのは難しいもの。
してほしいことや感じたことははっきり言葉にして伝えることがポイントです。
*HSP同士の場合
HSP同士の人は感じる強さが同じ分、相手の感情を感じ取りやすい傾向にあります。
とはいっても、人それぞれ繊細な分野がそれぞれ異なるため、
たとえHSP同士であっても言葉で伝えることがポイントです。
また、相手の感情を感じ取りやすいために、
お互い気分が落ちているときの感情も受け取り易いため注意が必要です。
HSPの人の仕事選びのコツ
HSPの人が仕事を選ぶ際は、
苦手なことを克服するよりも得意なことを活かす方がプラスに働くようです🙂
HSPの人は、一度にたくさんのことをすることが苦手と言われています。
その代わり、
自分の得意なことを理解し、
自分に合った仕事を選ぶというのも一つの手段といえます。
自分がいいと思えるような仕事を選ぶと、
人に振り回されることも少なく、 自分らしく充実感を感じながら
幸せに働くことができるようです。
今回は、HSPについて簡単にご紹介させていただきました。
「自分はHSPかも・・」「HSPに興味がわいた!」という方は、
書籍やインターネットでもHSPの特徴などをもっと知ることができると思います。
今は関連書籍もたくさん出版されています。
さらに深く調べれば、
今回ご紹介できなかった特徴や対処法等のあれこれについて
さらに知ることができるはずです。
HSPでない人も、そうでない人も
HSPについて正しく理解することで
周りの人との付き合い方や これから出会う人との付き合い方
そして、
自分との付き合い方
が変わってくるかもしれません。
これを機会に是非HSPについての知識を深め、今後の人生に役立てくださいね😌