「客室乗務員になる夢を必ず叶えたい！」
「客室乗務員になりたいけれど何から始めれば良い？」
客室乗務員を目指されている方の熱心なお気持ち、とてもわかります。
今回は、日系航空会社にて客室乗務員2年目の私が、就職活動について詳しくご紹介いたします！
初めに私の経歴についてご紹介します。
高校卒業後、短期大学に進学。
卒業後、日系航空会社に客室乗務員として新卒入社しました。
客室乗務員を目指したのは、短期大学に入学してからです。
元客室乗務員の先生が、当時夢が無かった私に、客室乗務員の仕事を勧めていただいたのがきっかけです。
目指すからには本気で叶えようと思いました。
短大入学後から就活までの約1年半は、友人とも遊ばず必死で勉強に取り組みました。
具体的には、朝６時から学校へ行き授業前にT O E I Cの勉強したり、
リスニングや英単語暗記時間に費やしたり・・。
頑張った甲斐があり、１年半で客室乗務員になる夢を叶えることができました。
この経験をふまえ、就職活動体験記をご紹介します。
就職活動を本格的に始めたのは、就活解禁日の４ヶ月前からです。
約４ヶ月前から様々な航空会社が、客室乗務員のインターンシップ募集を開始したからです。
インターンシップは、客室乗務員を目指す全ての学生が応募可能です。
航空会社によって内容は異なりますが、機内サービスを体験するなど、仕事内容を深く知る機会になります。
当時４社ほど募集が出たのですが、全て応募し、１社のみ受かりました。
３社落ちてしまったことが悔しさになり、志望動機や自己P Rを練り直すきっかけになったので、４ヶ月前から準備して良かったと思います。
インターンシップの募集は、【クルーネット】や【マイナビ】というサイトで随時確認していました。
クルーネットは、航空関係の職業につきたい方におすすめのサイトです。
世界中の航空会社の採用情報をいち早く配信しています。
また、客室乗務員のインターンシップや就職活動を通して、英語力の大切さを感じました。
ほとんどの航空会社は、募集要項にT O E I C６００以上と記されています。
私は英語が苦手だったので、就職活動のギリギリまで英語の勉強をしていました。
実は、インターンシップで落ちた３社を受験した時は、T O E I Cが５００点台でした。
しかし６００点台に上がってから受験した最後の１社は、受かることができました。
また、就職活動までに７００点近くまで上がり、１２社ほどの航空会社に提出したエントリーシートはほとんど通りました。
この経験から、客室乗務員になるためには、英語力は必要不可欠であることがわかりますね。
実際に客室乗務員として働くと、
外国籍パイロットとのコミュニケーションや外国籍旅客の対応など、英語力を試される場面がたくさんあります。
実際に客室乗務員になってからも英語の勉強はマストだと実感しています。
内定は２社からいただきました。
同僚は、留学経験のある方や、元事務職や営業職だった方など様々です。
私の採用時期は、新卒採用と中途採用を同時に募集していました。
そのため、前職がある同僚が多かったです。
ほとんどの航空会社が、中途採用を行っているので、ぜひ興味のある方は挑戦してみてください！
中には、飛行機に乗ったことがない方でも内定されていらっしゃいました。
大切なのは、自分の魅力を伝える力だと思います。
まずは、自分の魅力を見つけるところから始めてみましょう。
自分の魅力を見つけるのは、なかなか難しいことかもしれません。
もし魅力がわからないと思われる方は、人生で成果を出したことを思い出してみたり、これから何か挑戦したいことを探してみましょう。
例として私は、英語のプレゼンテーション大会で１位を取るという目標を掲げ、挑戦しました。
実際に１位を獲得できた経験から、自分の魅力は、「目標に向かって努力できること」ということがわかりました。
航空会社は、日系のみならず外資系もたくさんあります。
そして、日本路線が就航している外資系会社は、日本人を多く採用しています。
外資系客室乗務員に興味があるかたは是非チャレンジしてみてくださいね。
ただ、面接会場が海外で行うこともあります。
交通費など自己負担なところがほとんどですので、覚悟を持って試験に望まれるといいですね。
客室乗務員の仕事は、とても楽しいです。
毎日フライトするメンバーが変わるので、親切で魅力的な先輩や後輩に多く出会えることができます。
また待遇面では、社割で航空券を購入することができ旅行が日常になります。
旅行好きにはたまらないですよね。
ネイルサロンに日帰りで沖縄へ訪れたり、お昼に海鮮丼を食べに北海道へ訪れたりなど、休日の楽しみが広がります！
ぜひ客室乗務員になってからの生活を思い描き、楽しみを膨らませて夢を叶えてくださいね。
そして、英語力の向上や自分の魅力をたくさん見つけて、就職活動に臨んでみましょう。
飛行機の中でお会いできる日を楽しみにしています。
