美容部員の転職事情*美容部員歴12年の私が紹介する美容部員のキャリアとあれこれ

コラム

デパートや商業施設の化粧品コーナー等で販売を担当している美容部員って、

 

なんだかキラキラして見えませんか?

 

お客様にメイクをしたり、

 

肌悩みを一緒に改善する為カウンセリングをしながら化粧品の販売をするのが美容部員です。

 

美容部員としてのキャリア12年の私ですが、

 

職業柄、肌のケアを怠らず、

 

メイクも念入りにすることでブランドの“顔”として活動しています。

 

日頃の努力がそれなりに見た目にも反映され、

 

プライベートの会話の中でも華やかに見られやすいと感じることの多い職業です。

 

私は学生時代に肌トラブルで悩んだことから某メーカーの化粧品売り場に通い詰め、

 

美容部員に相談し続けていました。

 

そんなことから美容部員に憧れを持ち、自分も美容部員になりたいと思うように。

 

新卒では他業種で働いていたのですが、転職して美容部員になりました。

 

国産メーカーで12年間美容部員として勤務をしてきた経験から、

 

今回は美容部員という仕事についてお話ししたいと思います。

美容部員になるにはどうすればいい?キャリアや仕事内容まとめ*

美容部員のキャリアについて

美容部員の主な勤務先は、

 

デパート、化粧品専門店、ドラッグストア、大型スーパー等の中の化粧品売り場です。

 

美容部員には、

 

メーカーに就職した後に各店舗に配属されている人と、

 

デパートやスーパーに就職し、

 

その中の化粧品売り場の各メーカーに配属されている「先方社員」と言われる人がいます。

 

雇っている会社が化粧品会社か、デパート(スーパー)かの違いで、

 

どちらもきちんと研修を受け勉強をした美容部員です。

 

ただ、先方社員の場合は社内の移動で化粧品売り場から移動してしまう可能性もあります。

 

美容部員として働く人の中には、

 

新卒で化粧品メーカーに入社後に美容部員として店舗に配属される人、

 

転職で他業種から美容部員になる人など様々です。

 

美容部員の求人は、即戦力を求めていることがほとんどなので経験者は優遇されやすいといえます。

 

もちろん、経験が数年の短い方でも未経験者より優遇されます。

 

また、美容部員としての経験がなくても接客業の経験者は多少なり有利であるといえます。

 

経験を積むことで、店舗のチーフ(店長)や、教育担当のトレーナー等への昇進もあります。

 

管理業務や責任も増えますが、

 

転職する際にはこの経験者を募集している求人もある為、かなり有利です。

 

美容部員の仕事について

美容部員の店舗での主な仕事は、接客・販売です。

 

通販などの非対面ではなく店舗に化粧品を購入しに来るお客様は、

 

自分に合っているか知りたい、

 

化粧品を試したいと思っている人が多いので、

 

カウンセリングをしっかり行うことがとても重要となっています。

 

マッサージやメイクアップ等の施術を行うタッチアップも

 

対面販売の魅力の一つであり大切な仕事です。

 

その他、棚の陳列・ディスプレイ、在庫管理、顧客管理等も並行して行います。

 

美容部員として働くことで、カウンセリングやタッチアップでお客様と会話し、

 

悩みや興味のあること、好み等様々な情報を聞き出す為、コミュニケーション能力が高まります。

 

定期的な研修や試験を受けることから、

 

化粧品の知識が増えメイクやマッサージの技術を身につけることが出来ます。

 

色々なお客様がいる為、

 

稀に気難しいお客様がいらっしゃり、

 

トラブルが起こったり、変なクレームが発生することもあります。

 

また、売り上げが伸び悩む時には会社からも少し厳しい意見をもらうことはあります。

 

しかし、きついことや嫌なことよりも喜びや達成感を得られる事の方が格段に多い仕事です。

 

肌トラブルが改善した、

 

メイクに満足した、

 

等でお客様から感謝の言葉をいただき、

 

顧客として何年も通ってくださるようになるとますますやりがいが出てきます。

美容部員にノルマはいくら?

現在の美容部員はひと昔の美容部員のイメージであった

 

キツい販売ノルマや厳しい上下関係なども緩和されていて、働きやすくなっています。

 

女性はいくつになっても綺麗になりたいという気持ちを心の中に持っているものです。

 

そのお手伝いをする美容部員はやりがいもあり、自分も成長できる職業のひとつです。

 

興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。