自分は恋愛依存かも、と心配になる方は意外と多いです。
恋愛がないと生きていけない、頼る相手がいないとつらい、と理由はさまざまです。
どんな人でも、恋愛依存症になる可能性を持っています。
恋愛依存症とは、付き合うことそのものに依存することです。
生活が彼中心になってしまい、付き合っていてしあわせなはずなのに、不安に襲われ恋愛を楽しめなくなってしまうのです。
恋愛依存症の特徴
連絡がないと不安になる
相手からの連絡が少し来ないだけで不安になってしまいます。
そのため、何度もLINEをしてしまい相手に恐怖心を与えることも。
相手も同じようなタイプならいいですが、まったく違うタイプの彼だったらうまくいかなくなってしまう可能性もあります。
相手中心で自分がない生活
恋愛依存症の人は、相手中心で自分がない生活をしています。
つねに恋愛相手のことを考え、それ以外手につきません。
相手中心の生活になり、今までの自分の生活はどうでもよくなってしまうのです。
それはある意味自信のなさの裏返しでもあります。
彼がいないと生きる楽しみがない、と思っているのです。
仕事、友達よりも彼中心
恋愛依存症の人は、仕事や友達よりも、彼中心です。
先にほかに約束があったとしても、彼からの連絡が来るとそちらを優先してしまうのです。
彼と別れたあとには、なにも残っていなかった、なんてことにもなりかねません。
恋愛していて、彼といる間はいいですが、彼と別れたときのことを考えると、少し心配ですね。
ネガティブ思考で不安になる
彼といるとき以外はつねにネガティブです。
彼と一緒にいなくても頭のなかは彼一色。
そしてだんだんと、彼は今なにをしてるのだろうか、他の女性といるのではないか、と不安になってしまうのです。
自分の行動に抑制が効かなくなることもあります。
相手のために自分を犠牲にする
恋愛依存症の人は、彼のために自分を犠牲にすることをいといません。
彼のためにならなんでもできてしまうのです。
また、彼の欠点が一切見えなくなってしまうことも。
彼がいないと生きていけないと思っているから、なにがあっても怖くないのです。
相手の好みの自分になろうとする
恋愛依存症の人は、彼好みの自分になろうとします。
彼の好みのお化粧をして、彼の好みの洋服を着る。
さらには、彼の好むような性格になってしまうこともあります。
そのときの彼女の中には、「自分」というものは存在しません。
すべてが彼中心の生活になってしまっているのです。
恋愛以外の楽しみを持たない
恋愛以外の楽しみはありません。
彼以外、彼女には必要ないのです。
なので、彼といない間も四六時中彼のことばかり考えています。
私たちからみたら彼女は幸せなのか疑問なのですが、彼女はしあわせなのです。
出会ってすぐに肉体関係をもってしまう
寂しさから、出会ってすぐに肉体関係を持ってしまうこともあります。
異性からの愛情を常に求めているのです。
その結果たどり着くのが肉体関係です。
その一瞬の行為に、相手からの愛情を求めてしまうのです。
恋愛依存体質を治すには
恋愛依存症の人は結局、自己肯定ができておらず、自分のことが嫌いなのです。
自分が好きではないため、本来であれば自分に向けるべき愛情を異性にすべて向け、その異性のためにならなんでもしてしまうのです。
恋愛依存体質を治すために必要なことは、自己肯定感を高めることです。
自分の意見、自分の意思をしっかりと持ち、自分の人生を楽しんでください。
恋愛に依存していては、いつまでたっても苦しいままなのです。
どんどん自分を見失ってしまうことになりかねません。
自分の好きなもの、好きなことを探し、自分らしく生きてください。
以上、恋愛依存体質の特徴と、治す方法でした。
恋愛依存はなかなか治すことはできないかもしれません。
しかし、治した先には、自分らしさのある、もっと気楽で楽しい世界が待っているのです。