みなさんは、ビニール肌はどのような肌か、知っていますか?
ビニール肌は一見つやつやしてきれいな肌に見えるけれど、肌が非常に痛んでいる危険な状態です。
ビニール肌の原因は、肌ケアのしすぎです。
きれいな肌になりたくて肌ケアを頑張った結果、ビニール肌になってしまうなんて、皮肉な話ですよね。
今回は、ビニール肌になってしまわないように、原因や対処法についてお話をしていきます。
1.ビニール肌とは
ビニール肌とは、ケアのしすぎなどのさまざまな理由で肌の表面の角質がはがれて、肌の内部がむき出しになってしまった状態です。
見た目はつるつるできれいな肌に見えますが、肌へのダメージは大変大きく、危険な状態です。
進行すると、やけどしたあとのケロイドのような状態になってしまい、どんなケアをしても痛みを伴うようになってしまいます。
2.ビニール肌になってしまう人はどんな人か
日常生活で、肌に刺激を与えるのはどんな場面でしょうか。
だいたいが洗顔、クレンジング、メイクをするときですね。
それらは肌のためになることもありますが、一歩間違えれば肌トラブルの原因ともなりえます。
そうならないためにも、しっかり知識をもって日常のケアをすることが大切です。
普通肌には回復能力があるので、少しの肌トラブルであれば自分で修正してくれます。
しかし、その肌の修正能力を上回った状態となると、少しずつ肌トラブルが現れ始めます。
最初は肌の乾燥やかさつき、べたつき。
毛穴の開きや角栓などのトラブルから始まることが多いです。
これらのトラブルが起きると、気になってよけいにケアをしてしまうこともあり、その行動はビニール肌への進みを早めてしまいます。
3.ビニール肌になってしまったときの対処法
では、ビニール肌になってしまったときにはどうすればいいのでしょうか。
なるべく肌に刺激を与えないようなケアを目指しましょう。
角質が薄くなりビニール肌になっているので、逆に角質を厚くするようなケアをするのです。
・クリームでしっかり肌を保護する
・クレンジングは肌に負担の少ない物を選択する
・毛穴、角質のケアをしない
・洗顔の際タオルで肌をこすりすぎない
・化粧品を浸透させるときにはハンドプレスで、優しくふんわり浸透させる
以上の点に注意し、根気よくケアを進めてみてください。
少しずつ角質が厚くなり、ビニール肌が改善してくるはずです。
4.ビニール肌にならないための注意点について説明
・なるべく肌に刺激を与えないように注意する
・洗顔などの肌のケアをするようなときには優しくそっとケアするようにする
・角質が薄くなってビニール肌になった状態を、厚く戻すよう、保湿をしっかりと行う
・ピーリングやスクラブの使用は過度にならないようにする
まとめ
美しい肌は女性の憧れです。
美しい肌を目指すあまり、ケアに力を入れすぎてビニール肌になってしまい、肌に大きなダメージを負うことになってしまうことはなるべく避けたいですよね。
せっかくの努力も、これでは本末転倒です。
美しい肌とは、きちんと角質が整えられており、保湿がしっかりされたツヤのある肌のことです。
ビニール肌にならないためには、過剰な肌ケアを避けること。
新しいアイテムをどんどん投入するよりも、毎日の丁寧なケアが大切なのです。
正しい肌ケアのポイントを念頭に、きれいになるための努力をこれからも続いてくださいね。